仕事が休みの日はふらふらと近所を散歩することがあるのですが、マップ上で名前を見つけて気になったのがこちらのお店。
延命餅本舗…なんて縁起がよさそうなんだ!
というわけで行ってみました。
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【荒町】だんご茶屋あらまち 永藤本舗の手づくりだんご延命餅本舗
立地は若林区新寺。最寄り駅は地下鉄東西線の宮城野通駅になりますが、仙台駅の東口からも徒歩圏内です。10分ぐらい。
わたしの体感的には五橋からもすぐでしたね。
入り口のガラスケースに見本らしきお餅が置かれています。
基本はこしあん・黒ごま・しょうゆの3種類の田楽餅で、ほかに桜餅や切り餅、すあまなどもありました。
店名にもなっている延命餅はこの日ここにはなかったので、すでに売り切れだったのかも。
とくに呼び鈴などもなかったので、普通に中に入って注文しました。
餅菓子はすべて1個125円(税込)。
注文すると奥から商品を持ってきてくれるのですが、どうやらその都度餅を焼いたりあんをかけたりして詰めてくれるらしいです(食べログより)。
「親から子へ 子から親へ」と書かれたしぶい掛け紙。
創業は昭和5年だそうなので、90年近い歴史があり、十分に老舗と言っていいでしょう。
さてさて、普通に手に提げて持ち帰ったつもりが、家につくとこんなことに……。
わたしの持ち歩き方が悪かったのかと思いましたが、1種類ずつ買うとわりとこの現象は起きるみたいです。笑
というのも、こちらはあんがすべてさらっとしているんですね。
以前食べただんご茶屋あらまちのものと比べるとよくわかります。
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【荒町】だんご茶屋あらまち 永藤本舗の手づくりだんごお店の中で食べることもできるそうなので、1種類ずつ楽しみたい・あんが混ざるのが嫌だという人はその場で食べたほうが懸命かもしれません。
餅は四角く平べったい形で、ひと串に2枚ずつ。
県産みやこがねを使用しているそうで、弾力のあるモチモチ感とともに、焼いた香ばしい香りがしっかりと感じられます。
あんがさらっとしていることもありますが、餅の存在感がかなり強い!
だんご茶屋あらまちの団子があんを楽しむものだとすれば、延命餅本舗の田楽餅はまさに餅を楽しむお菓子と言えそうです。
しょうゆは見た目にも焼き目がわかりやすく、食欲をそそりますね。
ちなみに「できたてをできるだけ早めに」食べることが推奨されており、午前中に売り切れることも珍しくないとか。
わたしは平日の13時ころに行って普通に買えましたが、もしかして延命餅は売り切れていたかもしれません。
ちなみに、以前山形の赤湯温泉でも似たようなコンセプトの餅を食べたことがありました。夕方になるにつれ本当にどんどん固くなるんですよ。
ここの田楽餅も固くなるのかなぁ。
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まとめ:餅好きなら試してみて
わたしは甘い餅は好きなんですが、どちらかというとあん(具・味)を楽しむタイプで、餅自体はそんなに好きじゃないんですね(お雑煮のようなしょっぱい餅は食べない)。
ですが、ここの田楽餅はまさに餅好きにぴったりのお菓子だと思います。
あんなんて脇役!この餅の食感と香ばしさを存分に味わえ!という気概すら感じました。
というわけで、餅好きならぜひ試してみてはいかがでしょうか。
延命餅本舗
- 住所:宮城県仙台市若林区新寺3-5-5
- アクセス:地下鉄東西線宮城野駅から徒歩5分、仙台駅東口から徒歩10分
- 営業時間:9時〜20時(売り切れ次第終了)
- 定休日:不定休