【大崎市】コスモス園(松山御本丸公園)〜地酒や華の蔵・松月堂まで松山めぐり

9月も下旬になり、すっかり風が秋めいてきました。

秋の桜と書いてコスモスの季節!ということで、この時期無料でひらかれているという大崎市のコスモス園に行ってきましたよ。

コスモス園(松山御本丸公園)へ

コスモス園があるのは大崎市の松山地区です。

仙台市内からはけっこうな山道を通って1時間ちょっと。

正式名称は松山御本丸公園といい、その名のとおりかつてお城があった場所の三の丸が、今はコスモス園として整備されているそう。

お城なだけあってけっこうな坂道をのぼった先にあります。すぐ近くまで車で行けるので安心です。

毎年9月〜10月にかけて公開されるそうですが、2019年は9月25日の時点で半分ぐらいは終わっているという開花状況でした。

今年はあったかかったから、咲くのもはやかったんですかねぇ。

コスモス園のまわりにはぐるりと線路が。

これ、「人車」がとおる線路だそうです。

車両を人力で押すという、なんともレトロなもので、コスモス園開園中の土日に運行されています。

「雨天により〜」の紙は、きっと先の土日に貼ったままになっているのでしょう。笑

コスモス園はそんなに広いというわけでもないですが、散策できるよう整備されています。

なんといっても無料なのがいいですね!

実家の庭に毎年コスモスが咲いていたので、懐かしい気分になります。

ピントが残念。

夫はコスモスにこんなに種類や色があるとは思わなかったらしく驚いていました。

「秋の桜っていうぐらいなのに、こんなに派手だと奥ゆかしさがないなぁ」とか何とかぶつぶつ言ってましたが。

八重のは初めて見た!わたしの好きなダリアみたいで可愛いですねぇ。

でもやっぱりピンクが一番コスモスっぽいかな〜。

なんかいい感じの標語。

展望台があったのでのぼってみました…が。

コスモスは小さい花ですからね〜、しょせん離れるとこんなもんですね〜。笑

右手には駐車場・売店・ステージがあります。

地元の小学生が遠足に来ていました。

道路に目をとめて「の」?と思ったら「お」だ!大崎のお!

これも可愛かった。

松月堂のお菓子

コスモス園へとのぼっていく目の前の道路に、レトロな佇まいのお菓子やさんがあったので入ってみました。

松月堂さんです。

「あげまん」と「もすほ糖」が名物だそう。

あげまんはいろんな味があってすべて95円、ゆべしは90円となんともお手頃価格です。

1個が小さめの食べきりサイズ。砂糖がたっぷりまぶしてあります。

揚げてあるまんじゅうなので油のコクがありますね。

わたしは白あんにしましたが、あっさりした白あんと油のコクでちょうどいい塩梅でした。

名前が不思議なもすほ糖。

かつての城主の名前にちなんでいるそうです。

お菓子自体はいわゆるしおがまに近いですね。シンプルな砂糖の味で、サクサクした食感です。

参考:竹屋菓子店 しほがま

酒ミュージアムと地酒や華の蔵

さて、松月堂のそのまた並びには、大崎市にある酒造・一の蔵が運営する酒ミュージアムがあります。

有料なので入りませんでしたが。笑

酒好きの人は入ってみるのも一興かも。

隣にある売店・地酒や華の蔵は誰でも利用できます。

一の蔵のお酒はもちろん、甘酒や甘味などお酒に関するいろんな商品が揃っていましたよ〜。

我々は「すず音(ね)」という発泡清酒を購入。

これ、おとりよせ王子という漫画で出てきて気になってたんですよ。笑

飲み口が超さわやかでごくごく飲みやすく、日本酒の甘ったるさが緩和されているため、名前やデザインからもわかる通りまさに女性向け!ですね〜。

ひと瓶あっという間だった…

まとめ:無料で行きやすくおすすめ。松山散策も◎

そんなに規模は大きくないですが、なんといっても無料なのが行きやすいポイントですね。

ただもう少し咲いてるときに行っていれば…とは悔やまれます。

今回のわたしたちのように、酒ミュージアムや売店・菓子店など、コスモス園のまわりを散策してみるのもおすすめですよ。

大崎コスモス園(松山御本丸公園)

  • 住所:宮城県大崎市松山千石本丸6
  • アクセス:仙台市内から1時間
  • 開園期間:9月7日〜10月6日まで(2019年)
  • 駐車場あり