ここ数ヶ月、これまでよりも「ちょっといいもの」志向になり、要はやっすい居酒屋よりも個人店に興味が出てきたわたし&夫。
そこで気になっていた酒肴ノ食卓 氏ノ木(しゅこうのしょくたく・しのぎ)に行ってきました。
普段行っている居酒屋が客単価3000円前後とすると、ここは5000円ぐらい。
やはりレベルが高かったです…!
酒肴ノ食卓 氏ノ木(しのぎ)で飲む
お店はもともと仙台駅東口にありましたが、数年前に移転。
一番町の人気(ひとけ)のない路地、「ほんとにこんなところにお店が?」という立地にひっそりとあります。
開店からは6年ほどですが、未だに予約をしないと入れないことも多い人気店だとか。
我々も17時半過ぎぐらいに向かいましたがすでに店内は満席で、「外でよければ…」ということで、写真にある店外スペースに陣取りました。
ちなみに7月に2号店、その名も「氏ノ木 2」が本町にオープンしています。
メニューは少なめですが、どれもこれも興味のわくものばかりですね〜。
値段からしても、ひとつひとつにこだわっていることが感じられます。
「食べたいお料理、作れるものは作ります」というのも素敵。
お酒はこんな感じ。ほかにも自然派ワインのラインナップもあります。
角ハイボール 480円
お通しはきゅうりの辛子漬け。
おいしいし、一味がどっさりかかってるのもアクセントになりますね。
氏ノ木モヒート 680円
わたしはこちら。
ミントとライムがもっさりと入っていて贅沢感があります。
このままだと超飲みにくいので、ストローの意味がありますね。笑
炙り〆サバ 1400円
〆サバにこの値段出したことない!笑
さすがに満席なので、料理がくるのは早くはありません。
かなり生に近いさばで、上にはすりおろした生玉ねぎがのっています。
玉ねぎが最初は甘く、あとから辛味がきて、いろんな表情を出してきますね〜。
わさびも醤油もなしでいける味ですが、途中で味変できるのもいいですね。
ごまも摺りたてで香りがすごく立っています。
そしてこのわさび、全然ツンとした辛みがない!生でしょうか。
そう考えるとチューブわさびは辛すぎて、生臭みどころか食材の味を消しちゃうということがよくわかる…と夫が言ってました。
究極のアジフライ 780円
氏ノ木の名物といえばこちら。
中がミディアムレアのアジフライに、タルタルソースが添えられています。
なお、仙台では同じ料理を出すところが何店舗かありますが、氏ノ木が本家本元です!(確認済み)
衣がごく薄くて軽く、上品。いい材料を使うと衣を厚くする必要もないんだな、とわかりますね。
レアのアジは生臭みもなく、独特の食感に仕上がっています。これも胡麻の香りが効いていました。
タルタルは燻製の香りと塩気が強めです。もしかして卵はなしで、玉ねぎ・いぶりがっこ・マヨネーズで構成されているんじゃないかな?と予想。
醤油でも食べてみましたが、アジの生感(なまかん)が際立つ感じがしたので、個人的にはタルタルのほうが合うなと思いました。
食後にはあたたかいお茶をいただきました。
全般的に器が素朴でいいですねぇ。高級すぎないというか。
おかわりにも来てくれて、店の外にいてもちゃんと見てくれているなと安心感がありました。
まとめ:レベル高いです
この日ははしごしたかったので控えめに食べましたが、満足感はかなり高かったです。
ちょっといいところにくるとこんなに違うのか…!!と衝撃でしたね。
まだまだ食べたい料理がたくさんあるので、ぜひまた行きたいお店です。
平日でもよほど早い時間&遅い時間以外は席が埋まってしまうようなので、予約が確実でオススメですよ。
酒肴ノ食卓 氏ノ木(しのぎ)
- 住所:仙台市青葉区一番町1丁目6-19
- アクセス:市営地下鉄東西線青葉通一番町駅から徒歩5分
- 営業時間:17時半〜24時
- 定休日:月曜、第2火曜